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こんにちは!スタッフ大串です!
今回は、前回ご紹介させて頂いたDAHONの超軽量折り畳み自転車、K3と鉄道を駆使した輪行の旅に出かけてきましたので、その様子をご紹介したいと思います。
○旅程
伊予西条-特急列車→内子(1時間半滞在)-普通列車→伊予大洲(2時間滞在)-特急列車→伊予西条
運賃は往復約1万円、乗車時間は片道約1時間半の行程です。
列車到着10分前に駅に到着。
自転車を輪行袋に入れて切符を買ったところで列車到着まであと数分でも余裕が持てます。慣れれば特段、急がずササっと折り畳み・収納ができるのはさすがK3です!
7時半頃に伊予西条駅を出発。
新しめの特急車両、8600系が来ました(写真は伊予西条で撮り損ねたので松山で撮影)。
この車両は荷物置きスペースが確保されており、デッキ部分も広いため、輪行にうってつけの車両です。
予讃線には他に8000系という流線形のかっこいい特急車両も走っていますが、こちらには荷物置きスペースがありません。(最近リニューアルした車両もあるのでもしかしたら追加されているかも)
可能であれば8600系に乗ることをおすすめします。
自由席なので、適当に席に着き、リクライニングさせた快適な座席で海側の車窓を眺めながらぼんやりしていたらあっという間に松山駅に到着。
特急宇和海へ乗り換えます。
乗り換えは非常に便利で、特急電車が縦列駐車してくれるので、階段を利用せず乗り換えることが出来ます。(全国的に見ても結構珍しい光景見とのこと)
特急利用なら階段を使わずに利用できる、とても輪行しやすい駅だったのですが、近いうちに高架駅へリニューアル予定なので、どのような形になるのか楽しみですね。
宇和海も自由席、今回は最後方の席に座って自転車を座席の後ろに置きました。
朝食をいただいたり、お手洗いを済ましながらの30分弱で内子駅に到着。
時刻は9時半頃、朝早い時間帯と水曜日でお休みのお店が多いタイミングだったので、街並み観光とお買い物をぱぱっとして大洲へ向かいます。
明治~大正時代の建物が立ち並ぶ風情のある素敵な街並みをK3でスイスイ走り、時折現れる説明書きの立て看板を読みながら旅行気分に浸ります。
内子座や旭館等、昔の娯楽施設にしばし目を奪われました。
コンパクトながら見所の多い街並みです。
気の向くままうろうろしていたら列車の時間が迫ってきていたので、急いでお土産を買って駅へ戻りました。
普通列車に乗り込み10分少々で伊予大洲駅に到着。
ちなみに普通列車は横向きのロングシートだったので、輪行は容易です。
座って足の間に自転車を置くだけのお気軽スタイルなので、急がない人は特急よりも快適かもしれません。
駅から肱川に向けて走っていると、進行方向右手にお山の上に佇む大洲城を見ることが出来ます。
こんな立派なお城があるとは知らずに走っていたので少し感動しました。
大洲神社、臥龍山荘エリアではお祭りをしていた&お腹が空いていたので、綺麗な邸宅を横目にお昼ご飯のお店に直行。
うなぎ料理店 「なかつか」で昼食をいただきました。
肱川の天然うなぎです。
綺麗な飴色に光りながら香ばしい匂いを放つうなぎの蒲焼、そしてうな肝のお吸い物。
昔の人もお正月にこんな贅沢をしていたのかなー等考えながら食べていたらいつの間にかたいらげてしまいました。
とても美味しかったので、このブログをご覧の皆様もうなぎが食べたくなったら是非行ってみて下さい。
お腹も膨れたので、城下町を散策。
ポコペン横丁という昭和レトロな場所は、お祭りで出店が出払ってしまっているのか、全くやっておりませんでした。
お腹がいっぱいの状態でじっくり見るのには丁度良かったと思います。
いわゆる実用車と呼ばれる、昭和レトロな雰囲気の自転車も複数ありました。
ジロジロ見ていると修理の見積が脳内で始めてしまいそうでした(笑)。見た目が最高に時代の経過を感じさせてくれますね。
ドラマのロケ地などにも使われた、綺麗な漆喰の壁や建物が立ち並ぶおはなはん通りを通りながら、時間もないので大洲城へ向かいます。
お城なので坂がかなりキツいですが、K3でも登れるくらいには攻め込みやすく、現代風に改良されています。
自転車はここまでと書いてあったので、邪魔にならない隅へ置いておき、さらに上に登ります。
少しですが晴れ間も出てきてより美しく見える大洲城。
そして大洲城から見下ろす肱川と城下町は、自分が大名か何かになった気分で気持ちが良かったです。
滞在は2時間半程でしたが、十分に満足出来たので真っ直ぐ駅へ戻り、スムーズに自転車から鉄道へ乗り換えました。
松山からは超快適なグリーン車で伊予西条まで移動。
新幹線を含めたJR特急のグリーン車の中でも最上級の快適性と名高い8600系の座席(2枚目は別日に撮影)。
とんでもなく倒れる背もたれと、電動リクライニングする足元、そしてフットレストと、至れり尽くせりな仕様です。
前の記事にも書きましたが、K3なら窓側の壁とシートの間にすっぽり収まるのが更にポイント高いですね。
高松方面へ片道100kmオーバーのサイクリングをしてグリーン車で回復しながら帰るなんて使い方もかなりオススメです。
車窓を眺めながら、おやつ用に買った内子の最中とお饅頭、大洲の銘菓「志ぐれ」を食べ、ウトウトしながら伊予西条駅へ(日本酒は我慢しました)。
寝過ごすことも無く無事に伊予西条に到着。
見所はあらかた回りつつ、しっかり贅沢もしたので、かなり充実した旅だったんじゃないかなと思います。
内子も大洲も、駅から少し離れた所に観光地の中心がありつつ、見所はコンパクトにまとまっているので、バスやタクシーよりも、自転車で観光するのがベストな街だと感じました。
観光地への移動手段に関しては、鉄道と自動車、どちらが気楽に感じるかは人それぞれだと思いますが、K3の軽量コンパクトな気軽さであれば、鉄道利用もよりハードルが下げられると思います。
鉄道だと荷物はあまり増やせませんが、環境に非常に優しいという所、何より帰りながら仲間と車内で一杯…なんて事も可能です(マナーと交通法規は守りましょうm(_ _)m)。
道具さえ揃えれば簡単に楽しめるので、興味を持っていただいた方は是非ご相談ください。
実車・専用輪行袋共に店頭にストックしています!