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こんにちは!スタッフ大串です!
今回は新しくなったスペシャライズドのロードバイク、ROUBAIX SL8のご紹介です。
満を持して登場した、ロードバイク界のSUV、それがNew ROUBAIXです。
今までのルーベは、過酷なパリ〜ルーベのレースで勝利するために、乗り心地と速さを両立する設計になっていました。
今回新しくなったルーベのコンセプトは、その設計を受け継ぎつつ、より多彩なシチュエーションに対応しやすいように進化したので、ポイントに分けてご紹介していきます。
・フューチャーショックのバージョンアップ
前作までは油圧ダンパー内蔵でロック/アンロックを切り替えられる2.0と、体重に合わせた硬さ調節を内部のバネを変更して行う1.5の2種類がラインナップされていました。
進化したフューチャーショック3.0シリーズは3.3/3.2/3.1にグレード分けされています。全てのモデルで体重に合わせたバネの変更機能を備えており、3.3は油圧ダンパーの動作をダイヤルで即時に調整可能、3.2も調整は出来ませんが油圧ダンパーを内装しており、3.1もダンパーは内装していないですが、動作がスムーズに、より最適化されています。
従来モデルでは出来なかったアップグレードもユニット丸ごと交換することによって対応出来るので、S-WORKS以外のモデルだけど3.3が使いたい!という方もフューチャーショックのユニットを追加で購入頂ければ対応可能です。
・広がったタイヤクリアランス
対応する最大タイヤ幅が、700x38cまで広がりました。
グラベルロードバイクのタイヤも付けられてしまうような幅なので、路面状況を気にせず、1台の自転車で色々な場所に行きたいライダーにはピッタリです。
・アクセサリーマウントの追加
前作ルーベまでは通常のロードバイクと同じ、ダウンチューブとシートチューブにボトルケージ台座が1つづつ付いているだけでした。
新型となったルーベはトップチューブとダウンチューブ下側にも追加でボトルケージ台座か増えたことに加えて、フロントフォークとリヤエンドに泥除けの台座も追加されています。
ウォーターボトルx2+ツールボックス+トップチューブバッグ等、ハイレベルな長距離ライドの定番装備で固めたり、前後にフルフェンダーを装備して通勤使用にも対応できるようになっています。
・軽量化
TARMACと同様、軽量モデルであるAETHOSのテクノロジーを使用し、50g更に軽量化しています。重量だけ見ると前作から50g程度”しか”軽量化していないように見えますが、タイヤクリアランスのワイド化+アクセサリーマウントの追加がされていて尚軽くなっていることを考えると、重量の点でもかなり進化しています。
完成車として見ると、機械式105で組み立てられたSPORT以上のグレードはタイヤが全てS-WORKS MONDO 32cが標準装備されていたり、Tiagraで組まれた最もリーズナブルなグレードはカーボンフレームでありながら30万円を切っていたりと、かなりお得なパーツ構成になっています。
走る場所や状況を選ばずに、1台でロードレースから軽めのグラベルライドまでこなせてしまう対応力の高さが魅力のバイクになっています。
スポーツバイクが初めてで、どんな乗り方になるかわからない方はとりあえずの1台目としても選びやすいですし、通勤からサイクリング、レースまで1台でこなせる便利なバイクとして、リムブレーキの自転車から乗り換える選択肢としてもかなり理想的な性能になっているので、気になった方はぜひ当店までご相談下さい。
発表前のシークレット試乗会で、スタッフ一同試乗・体感してきましたが、磨きのかかった乗り心地・SPECIALIZEDらしいキレのある走りは所有者を満足させてくれる事間違いなしです!
クロスバイクからのステップアップをお考えの方にもベストな選択肢です。
・以下製品ラインナップ
S-WORKS ROUBAIX SL8 ¥1,738,000(税込)
S-WORKS ROUBAIX SL8 FRAMESET ¥737,000(税込)
ROUBAIX SL8 EXPERT ¥770,000(税込)
ROUBAIX SL8 SPORT 105 ¥385,000(税込)