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【RETUL FIT】スポーツバイクにおける〝エンジンの調整〟

2025.2.10 | 

スポーツバイクにおけるエンジン、それはライダーであるあなた自身です。

 

自動車やモーターサイクルであれば、エンジンに機械的な調整を加える事ができます。

 

◯『では、ロードバイクはどうエンジン調整するか…?』

 

私たちの回答は、

〝RETUL FIT(リトゥールフィット)〟です。

 

今回のブログでは、改めてRETUL FITの流れと

〝どんな方におすすめ〟なのかを紐解いていきます。


【RETUL FITの流れ】

①インタビュー

ライダーの現在の状態、過去の怪我の履歴をフィッターがヒアリングします。

・乗り始めて1時間もしないうちに膝が痛くなるのを改善したい

・毎年参戦するレースでベストを更新したい

・今よりもより長い距離を快適に走りたい

 

ライダーによって、目標や悩みは様々です。

 

今回のフィッティングの目的をここで擦り合わせ、明らかにします。

当店では、事前にFIT前アンケートをメールでお答えいただく事で時短に努めています。

 

 

②アセスメント

次に、ライダーの身体的特徴を測定します。

 

ライディングに関わる各関節の可動域、柔軟性、それらの左右差等、

インタビューの事前情報と合わせてライダーの身体的特徴を収集・整理していきます。

このステップにかける時間は30分に満たない事が多いですが、

RETUL FITにおける重要なプロセスです。

 

ライダー自身も知り得なかった身体の情報が見つかる事もあり、

ここでまず驚かれる方も多いです。

 

 

③フィッティング

そして、いよいよバイクに乗りフィッティングです。

基本的にはフィットバイクを用いますが、実車再現の難しいTTバイク等は実車でのフィットも可能です。

 

①・②で得られた情報を元に事前準備でクリート位置設定・インソールのご提案も行います。

解剖学的に重要な片側8箇所、左右で計16箇所にセンサーを取り付け、

3Dモーションキャプチャで動きを測定し、リアルタイムでデータ化します。

 

客観的に数値化されたデータ・フィッターの知見・ライダーご自身のフィードバック

3方面からポジションを突き詰めていくのがRETUL FIT最大の特徴です。

 

フィット中に都度、ペダルを漕ぎながらサドル・ステム・ハンドル・クリート位置を調整します。

 

ライダーが長い年月を掛けて悩んできたポジションに光がさす瞬間に立ち会える事も多く、

その瞬間はライダーだけでなく、フィッターの最大のモチベーションにもなります。

 

 

④最終調整(仕上げ)・レポート作成

バイクフィット後、ZINツールと呼ばれる専用のツールでポジションの正確な測定を行います。

 

新車組立前であれば、データを元に理想的なポジションで組み上げ、

現在使用中のバイクであれば必要に応じてライダーと相談の上、パーツ交換を行います。

 

測定データはレポートとしてライダーが参照できる形でご提供します。

 

 

⑤フォローアップ

新しいポジションで実際のライディングパフォーマンス・快適さを確認します。

RETUL FITが終わった後、1ヶ月弱ライドしていただきフィッターとライダーで擦り合わせを行います。

 

実際のライド体験から最終的なポジションの微調整を行います。

このフォローフィットは基本料金に含まれており、平均15〜30分で最終調整できます。


【どんな方におすすめ?】

以前の大前のブログ記事(詳細はこちら)でもご紹介しましたが、

 

〝全てのライダー〟におすすめできるサービスである事は間違いありません。

 

その中でも、当店でRETUL FITを受けていただく方の事例を用いてご紹介します。

 

 

①新車購入・乗り替えをされる方

近年のロードバイク、特にフラッグシップモデルは性能・機能美が追求され、

コックピット周り(ハンドルステム・シートポスト等)が専用品化しています。

 

後でパーツ交換ももちろん可能ですが、

パーツ金額に加えてフル内装されたブレーキホースの交換等が伴います。

 

そして、交換後にそのポジションがしっくりこないと更に…といった

想定以上のご費用・お手間がかかってしまいます。

 

→あらかじめ、RETUL FITを受ける事で失敗を防ぎ、理想的なポジションでスタートできます。

 

 

②ライド中に痛みや不快感を感じる方

・ロードバイクを購入して乗り始め、慣れてきて距離が伸びてくると今まで感じなかった痛みが出てきた

・競技やロングライド中に強度を上げると不快感があるが、それを我慢するのが当然だと思っていた

 

…上記のような悩み・感想はフィットインタビューでよく頂戴するご意見です。

そして意外と多いのが、ベテランのライダーこそ〝我慢して当然〟と思い込まれている事です。

 

RETUL FITはライダーの身体的特徴を理解する、アセスメントを重要視しています。

ライダーの怪我の履歴・可動域を加味して、フィッティングを進めていきます。

 

→RETULはあくまでも、ライダーをバイクに合わせるのではなく、

〝バイクをライダーに合わせて調整する〟考えで実施します。

 

『自分は身体が固いから…』と言われる方も、RETUL解剖学上はそうじゃなかった。よくある事例です。

 

 

③パーツ交換を検討されている方

・流行りのショートクランク、実際どうなのかな?

・一体型のハンドルステムに交換してみたい

 

上記①の新車購入時と同様、失敗した際の金銭的なダメージはもちろん、

身体に合わないパーツの選択は怪我に繋がる事もあります。

 

RETUL FITはフィットバイク上でライダーがペダルを漕ぎながら、各パーツサイズをリアルタイムで変更できます。

 

最適なパーツサイズの選択はライドパフォーマンスだけでなく、怪我の予防に寄与します。


【RETUL FIT 概要】

料金) ・RETUL ROAD FIT…¥33,000(税込)

    ・RETUL TT FIT…¥38,500(税込)

 

※完全予約制。所要時間目安…3~4時間

※ご自身のバイク、ライドウェア、シューズをご持参下さい。

※ご予約時にフィットアンケートを送信致しますので、メールアドレスが必須となります。

 

 

まずは、フィッターにお気軽にご相談下さい!