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こんにちは!スタッフ大串です!
今回は折畳み自転車ブランド「DAHON」の超人気モデル「K3」と「K9X」の違いについて、ご質問頂くことが多いのでここにまとめさせていただきます。
こちらの2台、どちらも車輪が普通の折畳み自転車より小さい、コンパクトさがウリのモデルなので、どっち選べばいいんだよ!ってなりがちです。
結論から言うと、第一に“乗る距離“、第二に“輪行をするorしない“のかでハッキリ分けることが出来ます。
○乗る距離
1日に乗る距離が50km以上になる場合は「K9X」を選びましょう。
輪行した先で沢山乗る人もまず自転車に乗る距離で判断した方がいいと思います。
理由としては大きく2つあります。
・K3よりK9Xの方が全長が長く、ホイールも大きめでタイヤも太いので、直進安定性が高い
手前がK9X、奥がK3と同じサイズのK1です。
K9Xは16インチでありながら、20インチ以下の小径車にありがちな“フラフラ感“は一切ありません。ディスクブレーキを採用した事により広めのタイヤクリアランスを確保。小径車でありながら、太めのタイヤを履かせているのがその理由です。
操作感は普通の折畳み自転車と同じように乗ることができるので、見た目と反してとても乗りやすく感じます。
K3は14インチの超小径車らしい、明らかに他とは違う少しピーキーな味付けになっています。
K9Xは兄弟分ですが、その乗り味に走破性と安定性が備わっています。
・変速の段数が多く、ディスクブレーキを搭載しているK9Xの方が、あらゆる路面状況に対応しやすい事。
どちらも車輪が小さい代わりに巨大なギヤがクランクに装備されているので、平坦路でのトップスピードはかなり出ます。
しかし、山道においては決定的な性能の差があります。
特殊なカスタマイズを施さない限り、3段ギヤでVブレーキのK3で峠越えはかなりしんどいものがあります。
仮に上り坂は根性で行けても、下り坂は先程の安定性の特性とVブレーキのコントロール性能も相まって正直不安になる場面が多いかもしれません。
K9Xはかなり軽いギヤが装備されているので登りは無理せず、下りもディスクブレーキなのでK3よりは安心してこなせます。
ブレーキをより高性能な油圧ブレーキにアップグレードすれば、本格的な山道も怖くありません。
○輪行をするorしない
鉄道や飛行機、バスに気軽に持ち込みたい場合や、自動車に積んで旅先の足として使いたい方はK3が圧倒的におすすめです。
まず重量が2kg弱K3の方が軽いです。
都会の駅などは改札内が広かったり地下深くに駅があったりして、自転車を担いだ状態で歩かなければならない距離が伸びがちです。
K3くらい軽くてコンパクトだとほとんどストレス無く担いで移動できます。
そしてもうひとつ重要なのが、折りたたんだ際の“横幅“です。
K9Xが38cmなのに対して、K3は29cm。
一般的なコインロッカーの横幅は34~36cm程度しかないため、K3は入っても、K9Xは入らないのです。
これはコインロッカーだけでなく鉄道の荷物置きスペースなどのあらゆる収納スペースもこの横幅で作られているため、K3であれば大体フィットします。
コインロッカーに自転車を預けておけば、人の多い観光地でも邪魔にならずに盗難の心配もしなくて済むのでかなり快適に旅行の足として使うことができます。
折畳み自転車ほしいけど、ロードバイク、クロスバイク持ってるしな〜とお悩みの方も、今回紹介した2台であれば上手く使い分けしやすく、自分なりの使い方に合わせたカスタマイズも可能な魅力ある自転車なので、気になっている方はぜひご相談ください!
・DAHON K3 ¥10,5600(税込)
・DAHON K9X ¥135,300(税込)
新車種のK9Xは店頭試乗車をご用意しています!乗って体感してご購入の参考にしていただければ幸いです。