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進化する軽量ハンドル「ALPINIST HANDLEBAR」

ヒルクライムに向けてもっとカスタムしたい」

 

 

石鎚ヒルクライムがいよいよ残り1か月に迫ってきました。
このタイミングで「もう少しバイクを軽くしたい」「登りをもっと楽に走れるようにしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、先日スペシャライズドから発表された新型ハンドルバー
ROVAL ALPINIST HANDLEBARについてご紹介します。

前作のS-Works Shallowや、フレア形状を採用していたTERRA ROAD BARと比較しながら、
その魅力を「形状」「軽量性」「剛性」の3つの観点で解説していきます。


それぞれの特徴

 

形状の変化 ― フレア設計で安定感が向上

 

 

 

新型アルピニストハンドルでまず注目したいのは、形状の変化です。
従来のSWシャローは、上下の幅が同じ“ストレート形状”でしたが、新型では下ハンドルが上ハンドルより広がる「フレア形状」を採用。

このフレア形状には、下りや高速域での操作安定性を高める効果があり、
特にバイクを左右に振るダンシング時やテクニカルな下りでその恩恵を感じられます。

スペシャライズドでは以前から「TERRA ROAD BAR」のようにフレア形状を取り入れたモデルがありましたが、

・下ハンドルが広すぎる

・360mm幅の展開がない

といった理由から、やや用途が限られていました。

それに対して新型アルピニストハンドルでは、

・フレア角4度

・下ハンドル幅 = 上ハンドル幅 +17.5mm

という絶妙な設計バランスを採用。

これにより、ハンドル幅を狭くしても下りでの安定性を犠牲にしない構造となっています。

ポジションはコンパクトにしたいけど、安定感も欲しい」という、現代のスタイルに合った形状です。


軽量性 ― カーボンハンドルの中でもトップクラスの軽さ

新型アルピニストハンドルの最大の魅力は、なんといっても驚異的な軽さです。

360mm幅での実測156gという数値は、軽量カーボンハンドルの中でも群を抜いており、
前作SWShallowの同サイズ(194g)と比べても約38gの軽量化に成功しています。

すでにカーボンハンドルを使っている方でも、体感できる軽量化と言えるでしょう。

さらに比較対象として分かりやすいのが、Aethos Compなどに採用されている完成車付属のアルミハンドル
こちらは300gを超える重量のため、アルピニストに交換するだけで140g以上の軽量化が可能になります。


これはチューブ前後セット分に匹敵する差で、ハンドリングの明確な違いが出ます。


剛性 ― 軽さと剛性の絶妙なバランス

 

 

「軽くなる=剛性が落ちる」と思われがちですが、新型アルピニストハンドルはそのバランスにも優れています。

軽量なハンドルにありがちな、ダンシングやスプリント時の“たわみ”や“頼りなさ”は感じられず、
むしろ入力に対してダイレクトに反応するような、しっかりとした剛性感があります。

見た目は非常にシンプルですが、剛性と快適性のバランスを追求した設計が詰まっています。

ダンシングでも芯のある踏みごたえがあり、スプリント時にもハンドルの挙動に不安はありません。
まさに軽さと強さを両立したオールラウンドな軽量ハンドルです。


 こんな方におすすめ

 

 

・ヒルクライム用にバイクを軽量化したい

・完成車付属のアルミハンドルからステップアップしたい

・ロングライドでも安定感と快適性を重視したい方

・軽さは欲しいけど、剛性や操作性も妥協したくない

 


店頭在庫あります!ぜひ実物をチェック

今回ご紹介したROVAL ALPINIST HANDLEBARは、当店にて各サイズ在庫をご用意しております
実際に持ってその軽さ・形状・質感を確かめてみてください。

ヒルクライムの本番前に、バイクの仕上げとしてハンドルのアップグレードを検討してみてはいかがでしょうか?
お気軽にスタッフまでご相談ください。


Meet the Writer この記事を書いたスタッフ!

大前 龍太メカニック

お客様の自転車ライフをサポートできるように頑張ります。 よろしくお願い致します。