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こんにちは!スタッフ大串です!
今回は、PINARELLOの「DOGMA F」について詳しくご紹介させていただきます!
・新型「DOGMA F」
2025年モデルとしてフレーム形状が新しくなったのがこの「DOGMA F」です。
カンパニョーロのスーパーレコードとボーラ ウルトラ WTO 45で組まれた完成車で、ペダル付きで6.99kgになっています。
素材や形状の変更により、軽量、エアロ化が加速しました。
モデル名は前作と同じ、フレームのシルエットもパッと見ほとんど変化が無いように見えますが、細部をしっかり捉えていくと、PINARELLOのこだわりと妥協の無さがハッキリとわかるので一つ一つ解説していきます。
・新しいフレーム素材「TORAYCA M40X」の採用でより高剛性に
今まで使用していた「TORAYCA T1100 1K」カーボンも東レの最上級品質のカーボン素材だったのですが、新素材の「M40X」は「T1100」よりも、特に剛性に特化した性能になっています。
素材を変更することによって、軽量、エアロ化しながらさらに剛性も高くすることに成功しています。
・ハンドル、ヘッドチューブ周りがよりスリムに
前作まではかなりマッシブなデザインだったハンドル周辺がとてもスマートになりました。
フレーム自体もそれに合わせて形状が変化し、ヘッドチューブの横幅が1cm近く薄くなり、軽量化と空力性能の向上に繋がっています。
さらにステアリングコラムを通常の真円ではなく特殊な楕円形状にすることで、軽量化とブレーキケーブルのルーティングも改善しており、ハンドリングの軽さも向上しています。
・大ボリュームのボトムブラケット
アワーレコード(1時間で何キロ走れるかのチャレンジ)で世界記録を更新したピナレロのトラックバイク「Bolide F」から受け継いだ形状を採用しています。
旧型と新型を並べて見るとかなりボリュームアップしています。
・シートクランプの小型化
シートポストを保持していたパーツが軽量、小型化しました。
それに加え、フレーム内部に収まるよう形状も変更されたので、今まで後輪がはね上げた泥がシートポストに詰まりがちだったのが改善されています。
・フロントフォークやリヤエンドに空いていたスルーアクスルの穴が消滅
見た目がとてもスマートになっているのと同時に、スルーアクスル自体も短く軽量になっています。
ここが1番新型DOGMAらしさが一目で解るポイントだと個人的に思っています。
フロントフォーク、リヤエンド先端までロゴが入っているのがかなり新鮮でかっこよく感じるデザインに仕上がっています。
・以下総評と試乗した個人的感想
以上で挙げた以外にも細かい変化は沢山あり、ピナレロのトップブランドとしてのプライドが随所に見られる、ピナレロらしさが詰まった仕上がりになっています。
先日初めて乗った時の感触は「振動吸収性はそのままに、とにかく剛性マシマシ」といった具合で、やはり速さに振り切った設計なんだなと強く感じました。
その理由として「DOGMA X」という快適性に振り切ったモデルが存在することによって、用途の差別化を明確にしたことが変化に繋がっているんじゃないかなと思っています。
しかし、見た目は他のレースモデルには無い圧倒的ラグジュアリーさがあるので、乗っていてとても気分の上がる、存在感の強さは唯一無二の素晴らしいデザインになっています。
いつも通り、みんなの憧れのDOGMAになっていますので気になっている方は是非ご相談ください。
・PINARELLO DOGMA F (2025) フレームセット
¥1,155,000(税込)
ラクスターレッドゴールド
ラクスターブルー
ラクスターヴェニス ◎試乗車導入決定!!
ブラックオンブラック
エッジクリスタルホワイト
オーリックイエロー
グレナディア
フレームセット ¥1,325,500(税込)~
専用ハンドル ¥269,500(税込)
フレームセットの価格は選択カラー/仕上げによって変動
・参考重量(size53)
6.63KG/SRAM RED Etap AXS Princeton Peak 4550 wheels.
6.77KG/Shimano Dura Ace Princeton Peak 4550 wheels.
6,88KG/Campagnolo SR Wireless, Bora WTO 45 wheels.
・専用ハンドル TARON ULTRA FAST
¥198,000(税込)